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鳥取大学医学部附属病院
卒後臨床研修センター

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指導医からのメッセージ

精神科 岩田 正明先生

荒波を乗り越えろ!
精神行動医学分野 准教授
岩田正明
医師というのも昔に比べたらずいぶん窮屈な職業になってきたのではないでしょうか。世の中は進歩して生活は益々便利になってきていますが、業務が精緻化されるとその一部にはめ込まれてしまい、自己裁量権が乏しくなって「達成感」や「生きがい」というものを見出せなくなってしまいます。医師も例外ではなく、知らず知らずのうちに型にはめ込まられてしまいます。しかしそれはそれとして、豊かな医者人生を歩んでいくために、研修医の先生方にはこれから少しだけ視野を広げて医業に取り組んでもらいたいと思います。長い医者人生です。専門医などの資格ばかりを目指すのではなく、時には研究をしたり教育をしたりし、役割を果たすだけではなく「主体性」を持って望んでください。さすれば、これから来る荒波をも乗り越える力がつき、そして素晴らしい医者人生が待っていることでしょう。

救急科 寺岡 麻梨先生

皆様こんにちは、救急災害科の寺岡です。当科の研修では、チームの主力となって救急患者の受け入れから診断・治療、退院までの総合的な調整を行うことができます。CV留置や挿管などの処置は研修医の先生にしてもらいますし、希望があればドクターカーやヘリコプターにも乗れますよ。最初はちょっと大変かもしれませんが、将来どの科に行っても当科での経験は皆さんを助けてくれるはずです。頑張ってよかったと思って貰えるようスタッフが全力でサポートします。既に1回ローテートした先生も、リバイバル1ヶ月など試してみませんか。また一回り成長して自信が付くことと思います。昨年度の先生方はみな積極的に頑張っていた印象です。いま3年目の医師として院内で見かける姿は本当にキラキラしています。先輩のように輝けるよう、一緒に頑張りましょう!

感染症内科 北浦 剛先生

初期研修では各診療科を1,2ヶ月程でローテーションすることが多く、ゆっくり勉強する時間がないと感じるかもしれません。少なくとも私はそうでした。限られた時間の中で、日々の診療に必要な情報を調べるだけでも大変なことと思います。
一方で、目の前の仕事をこなすための勉強だけではもったいないような気もします。初期研修の間に、自分で考え、行動するための基本的な考え方や技術を習得することが重要ではないでしょうか。担当患者さんについて鑑別診断やプロブレムを列挙できるようになること、正しい知識を得るための手段(成書やガイドライン、「UP TO DATE」等の活用)を身に着けること、経験した手技を反復し確実に習得しておくこと等が、どの診療科に進むにしても必要なことかと感じています。簡単なことではないと思いますし、自分自身も日々勉強中ですが、そのようなことを考えながら研修医の先生方の指導に当たらせて頂いています。
みなさんと一緒に仕事ができるのを楽しみにしています。

血液内科 本倉 徹先生

研修医へのメッセージ
 血液内科 本倉 徹
私が研修医だった頃、もう30年以上前の話だが、夏休みが1か月あった。今では考えられないことだが、人生最後の長期休暇だと思い、沖縄旅行したのを思い出す。研修医制度が導入されて久しいが、短期間でいろいろな科をローテートする今の研修医にとって、初期研修期間の2年間は大変貴重な時間である。様々な診療科を経験できる人生最後のチャンスである。のんびりと休んではいられない。同じ疾患でも異なる診療科から眺めると、目から鱗ということがある。物事の一面ではなく、多面的に捉えられる広い視野を持ってほしいものだ。当時の卒後研修では、内科を志望した者は内科だけをローテートするのが常であったが、麻酔科を半年回ることを画策した。その時の経験は、血液内科を専門とする今でも生きている。鳥取大学の初期研修では、研修医の希望が最大限聞き入れられる。この人生最大のチャンスを有効に使って欲しい。
最後に、どこを回ったらいいか迷っている君、血液内科で研修することお勧めする。

第一内科 伊澤 正一郎先生

「研修医へのメッセージ」
有意義な研修医生活に必要と思うこと
内分泌代謝内科 伊澤 正一郎
 私は、当時「新臨床研修制度」と言われた現研修制度の第1期生です。医学部卒業時より現診療科を希望していましたが、研修を受けるにあたり研修後についても調べ考えたことを記憶しています。また学内外の経験豊富な先生方から貴重な助言も頂き、よい仲間にも恵まれ、有意義な研修医生活をおくれたと自負しています。
 これから研修を始められる先生方にはできるだけ早くから将来のことを考え、幅広い視点での診療を心がけて2年間過ごしていただきたいと思います。臨床研修は、専門外の診療科を経験できる最初で最後のチャンスです。医師となって年数を重ねますと、どうしても専門領域に偏ってしまいます。研修医の時に幅広い視点で診療する姿勢を身に着けないと、後になればなるほど難しくなってしまいます。
私の限られた経験ではありますが、今後も当科や救急外来で一緒に診療する研修医の先生方がバランス感覚の優れた医師へ成長できるよう、少しでもお役に立てれば幸いです。

第二内科 三好 謙一先生

研修医の皆様、そして研修医を目指す医学生の皆様へ。
初期臨床研修とは、医学部臨床実習を経てから医師免許を携えて回る「2週目」ではありません。勿論、その後に控えている後期研修は断じて「3週目」ではありません。
自分の将来専門とする診療科を決定することは自身の人生において大きな転機ではありますが、その前に初心に返り、自身が医学部を志した信念を思い出してください。
また、研修医とは社会人1年目です。病院という大きな組織の中では多方面のエキスパートである先輩医師達だけでなく、看護師、コメディカル、事務員、全ての方が皆様の社会人としての指導者となります。様々な職種の方と関わり、学び、いずれはチーム医療の先導者として指揮をとる時が皆様にも訪れます。
皆様の輝かしい未来への礎となるように、内科医として、そして専門家として、そして多職種が集う組織の中の一社員として、精一杯力添えをさせていただきます。