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鳥取大学医学部附属病院
卒後臨床研修センター

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研修医からのメッセージ

熊谷 国孝先生

春の風が快い季節となりましたが、皆様いかがお過ごしょうか。研修医2年目の熊谷国孝と申します。研修生活も残りわずかで、いよいよ1人立ちが近づいてまいりました。
研修1年目の初めは、国家試験は合格していても経験の全くない状態でした。指導医の先生達の常識も研修医にとっては初めてのことばかりで、「これやっといて」と言われると、「わからない、どうしよう」と本で調べたり頭をフル回転させたりする日々でした。初めと比べて、「はい、やっておきます」と言える回数が増えたとは思いますが、まだまだ経験不足を痛感しています。
学生さん・研修医は誰もが早く一人前になりたいと思っていると思いますが、一番の近道は自分から質問することだと思います。みんなばらばらに研修するので、できることも人それぞれです。しっかり勉強して質問することで、その人の到達状況が指導医に伝わります。そうすると到達状況に合わせて仕事を任せられ、自分が経験できることが増えていきます。
 また、入局を早く決めることも重要だと思います。僕は学生時代から外科医になりたいと思っていました。ブラックジャックのようにどんな手術でもできるようになれたら・・・なんて思ったりもしますが、現実では自分の専門の分野を決めなければなりません。悩んだ上で、研修医1年目の6月に心臓血管外科へ入局を決めました。心臓血管外科は動いているものを手術することもあるダイナミックな科で、手術によって患者さんを元気にしたり、緊急手術で命が危ない患者さんを救命したりできる科です。
 早く入局を決めたので、研修プログラムをしっかり練ることができ、外科専門医で必要な症例を集めることができ、基本的な外科手技、胸腔ドレンやCV留置、心エコー、心カテなど将来必要になる手技を重点的に学ぶことができました。医局の先生にも覚えていただき、また麻酔科、循環器内科など他科の先生や、看護師、ME、リハビリ、検査技師さんなどコメディカルとの関わりがすごく強い科ですので、まだ働き始めたばかりですが、たくさんのスタッフのみなさんと病棟ですれ違ったときに挨拶ができるのがすごくうれしいです。これからも多くの人と協力して患者さんにとっていい診療ができるよう頑張りたいと思います。
最後になりますが、拙い文章にお付き合いいただきありがとうございました。思わぬ花冷えにお風邪など召されませんようくれぐれもご自愛ください。

石津 聡美先生

 研修医2年目の石津聡美と申します。私は、平成26年度より始まった山陰たすきがけプログラムを選択し、1年目を鳥取県鳥取市の基幹病院である鳥取県立中央病院で研修しておりました。この4月からは母校でもある大学病院で研修させていただいております。医師としても一社会人としても不安を抱えたまま走り出した1年目の春には、途方もなく長い道のりのように感じた初期研修も、残り半年を残すところとなりました。今は独り立ちの時を不安に思いながらも、今できる事、学べることにひとつひとつ体当たりでぶつかる日々です。
 さて、ちょうど10月は6年生にとっては初期研修のマッチング発表の時期ですね。大学病院で研修するようになってから実習学生の皆さんとお話しする機会が格段に増えました。実習や勉強の話以外にも話す内容は様々ですが、初期研修先についての話は本当に多いです。 
市中病院と大学病院、それぞれ研修の強みは違うと思いますが、どこで研修するにしろ貪欲さと積極性は必要だと思います
 よく市中病院は症例数をこなせる、大学病院は症例数が少ないと言われますが、研修においては数と質のバランスが大事ではないか、と個人的には思ってます。
 市中病院では多くの入院患者さんを担当し、救急外来での日直・宿直を経験する中で、ある程度時間が限られている中で重症度・緊急度に応じた患者さんのマネジメントを学びました。また、「今、目の前にいる患者さんをどうすれば患者さんにとって一番良いのか」と、厳しいながらも熱い情熱を持って診療にあたっていらっしゃる先生方にご指導いただいた事は非常に貴重な経験となりました。
 一方、大学病院では個々の症例をきちんと検討する中で、病態を丁寧に考える事の重要性を改めて感じました。また、カンファレンスでのプレゼンテーションや、学会、研究会といった場で発表する機会を多く頂ける事、カルテやサマリの型をひとつひとつ丁寧に教えていただける事も大学病院での研修の醍醐味だと思います。
 そして研修医室では頼りになる同期や素敵な先輩方、かわいい後輩たちに恵まれ、楽しい時もつらい時も支えられ、切磋琢磨してきました。研修医室で一息つきながら研修医どうしで話したり、時には研修医で飲みに行ったりする事も良い気分転換になっています。
 また、研修センターのスタッフの方々や研修センターの先生方が細やかに対応して下さる事も大学病院で研修する上で、大きな基盤となっています。
 まだまだ勉強中の身ではありますが、残り半年の研修生活を悔いのないよう過ごしていきたいと思います。